現在個別に構築されているインターネット網や電話網などをIP技術で一つの網として統合する『次世代ネットワーク(NGN:Next Genetation Network)』のサービス利用・研究開発の促進のために・・・

九州NGN研究会の概要及び活動内容を紹介します

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【開催のご案内】             開催レポートはこちら

今回は、(財)九州先端科学技術研究所(ISIT)との合同開催となります。情報通信業界のリーダーとしてご活躍中であるお二人の同時講演が実現しました。
(ご注意!)今回に限り、開催場所と開始時間が異なります。


■ 日 時: 平成20年 8月 29日(金) セミナー:15:00〜17:30
                          交流会 :17:30〜18:30
■ 会 場: 福岡ソフトリサーチパーク 2F SRPホール(福岡市早良区百道浜2丁目1−22
        アクセス:http://www.fukuoka-srp.co.jp/srp-access.html

■ テーマ1: 『NGN:世界の動向とアジア連携の具体化
■ 講 師:
      井上 友二(いのうえ ゆうじ)
      社団法人 情報通信技術委員会 理事長
■ 講師プロフィール:
昭48九大大学院電子工学修士課程修了。同年電電公社に入社し、網同期、デジタルNW、NWアーキテクチャにかかわる研究開発と国際標準化に従事。平12NTTデータ取締役、平14NTT取締役でR&D責任者。平19(社)TTC理事長(現職)。工博、IEEEフェロー。
(共著編書)ISDN、改定ISDN、ネットワークアーキテクチャ、広帯域ISDNとATM技術、Telecommunication Information Networking Architecture、NTTのグローバル情報流通戦略、未来ねっとの潮流、NGN入門、NGN教科書 など
■ 内 容:
 今、ネットワークが面白い! 19世紀半ばにアナログで始まった通信網は、1980年代のデジタル化、90年代半ばの携帯化とインターネット化を経て、いま次世代ネットワークNGNへと変貌しようとしている。 日本ではNGNはこれからのネットワークと理解されているが、世界ではVoIPの形で既に多くの国で建設が始まっている、お隣の中国でも。
 そのNGNとは何か、技術解説ではなくビジネスモデルの側面と世界の動き、標準化の動向などの面から解説し、日本の標準化団体であるTTCが「日本からアジアへ」を標語にNGN普及に向けたアジア協業化の取り組みについて紹介する。

■ テーマ2: 『NGN時代におけるヒューマンネットワークの世界
■ 講 師:
      堤 浩幸(つつみ ひろゆき)
      シスコシステムズ合同会社
      サービスプロバイダオペレーションズ
      マネージング ディレクター

■ 講師プロフィール:
04年1月にシスコシステムズに入社。サービスプロバイダー事業に携わり、06年10月、取締役兼常務執行役員に就任。
07年08月スタンフォード大学ビジネススクールSEP修了。
07年08月シスコシステムズ合同会社への変更に伴い、マネージングディレクター(現職)。
■ 内 容:
 NGN時代におけるヒューマンネットワークの世界では、ネットワークはプラットフォームです。 これからのネットワーク上では、エニープレイによって、どこでも、どのデバイスからでも、 あらゆるコンテンツにアクセスが可能となります。人々に新しい生活体験をもたらすための シスコの戦略をご紹介致します。
■ 主 催:
      財団法人九州先端技術研究所(九州先端研ISIT)
      九州NGN研究会
■ 後 援:
     総務省 九州総合通信局

     福岡市
■ 協 力:
     国立大学法人九州大学
     西日本日本電信電話株式会社

【開催レポート】

■セミナー参加者数  124名(教育機関・公的機関 8団体、一般企業 37団体)
■交流会参加者数  65名(教育機関・公的機関 6団体、一般企業 20団体)
■セミナー資料 PDF:『NGN:世界の動向とアジア連携の具体化
■講演・交流会模様
 財団法人九州先端科学技術研究所のご協力により、学外において講演2本立てでビッグな企画として合同技術セミナーを実施することができました。その効果もあって、過去最高の124名の方(うち72名が初参加)が参加し、これで技術セミナーへの延べ参加者数が177名となっております。
 セミナーについては、冒頭九州先端科学技術研究所の森光次長より挨拶(合同開催となった経緯、セミナーの意義、講師のご紹介など)
から開始させていただきました。
 社団法人情報通信技術委員会の理事長井上様の講演では、イントロとしてNGNの生い立ちからその特質について説明があり、世界的にもそれぞれの国に応じて戦略は異なるものの、NGN構築への取組みはの高まっており、その中での標準化の動向、日本の役割についての話がありました。特に、日本の役割としてはアジア・近隣諸国との協業が必須であるが、日本市場とは異なるアプローチが必要で、東南アジアの社会的課題を解決するための道具としてNGNソリューションを有望視すべきとの説明がなされました。
 シスコシステムズ合同会社のマネージングディレクター堤様の講演では、 人と人がつながることによって、新しい仕事の仕方で仕事をスピードアップし、新しい付加価値を生み出すヒューマンネットワークの時代への潮流をメインテーマとして、NGNと呼ばれる時代に、そこで準備されるインフラ、その上にどんなアプリケーションが乗り、NGNをご家庭の方々や企業がどのように活用していくのか、テレプレゼンスのデモビデオ等によりシスコシステムズの考える“将来“を語っていただきました。
 セミナーの締めくくりの挨拶として、九州NGN研究会の岡村准教授より、セミナーの感想を含めて、共同開催していただいた先端科学技術研究所へのお礼、後援いただいた総務省九州総合通信局と福岡市へのお礼が述べられました。
  講演後の交流会は65名と過去最高の参加人数となり、(発泡酒ではなく)ビールと(ピザではなく)お寿司と乾き物で一層の盛り上がりを見せました。最初はNTT西日本技術革新部田中様に乾杯の挨拶をいただき、最後は福岡市のIT戦略担当顧問の牛島先生(前先端科学技術研究所長)に中締めのご挨拶をいただきました。

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